2020年7月18日に突然亡くなった、三浦春馬。
その彼の存在が芸能界ではとても大きかったと思います。
実は女優として悩んでいた松岡茉優と有村架純の2人を、
三浦春馬は温かな言葉で支えたそうです。
(他にももちろん支えられた人はもちろんいると思いますが)
どんな言葉で二人の女優を支えたのでしょうか?
三浦春馬が『おカネの切れ目が恋の始まり』の番組宣伝で
松岡茉優が『25歳の時は何をしていましたか?』という質問に対して
三浦春馬は『ポケー!としてた』と言っていました。
その番組宣伝映像はこちら
でも、25歳の時実際はブロードウェイミュージカルの『キンキーブーツ』に
情熱を注いでいました。
そのミュージカル『キンキーブーツ』の特別映像が、
2020年10月26日ミュージカル公式YouTubeにて、
未公開映像を含めて公開されました。
ブロードウェイで三浦春馬の絶賛された演技とはどんなものなのでしょうか?
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松岡茉優は『カネ恋』の演技に悩んでいた?!
『カネ恋』は最終回を含め全4回のみでした。
連ドラ初出演の松岡茉優は、当初かなりのプレッシャーだったようです。
「松岡さんにとって、今回はTBSの連ドラ初主演となる作品でした。同局の火曜夜10時枠は、『逃げ恥』『ぎぼむす』に代表される“看板枠”。『恋つづ』『ワタナギ』も、続けて高視聴率を記録しました。そうしたこともプレッシャーだったのか、松岡さんは演技面で悩むことがあったようです。
女性自身 WEBニュース
確かに、TBSの看板を背負っていての初めての主演ドラマとなるから
演技に迷いますよね。これでいいのだろうか、と。
ですが三浦さんは彼女に、『どんな芝居をしても大丈夫。僕がすべて受け止めるから』と優しくフォロー。スタッフにも、『彼女がやりやすいように』と伝えていたそうです。
女性自身 WEBニュース
迷っているそんな松岡茉優を、全部で受け止めてくれるなんて
三浦春馬はなんて器が大きいのでしょう!
周りのスタッフにも声をかけてフォローしていてくれたなんて。
その心遣いに感動しますね。
三浦春馬の死後、ドラマの存続が危ぶまれましたが、
なんとか収録部分の大幅な変更を加えることで、完結することができました。
三浦さんの死後、ドラマの続行は松岡さん次第だったともいいます。彼女を前進させたのは、三浦さんの励ましによるところもあったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)
女性自身 WEBニュース
松岡茉優とスタッフが、三浦春馬の意思を引き継いだのですね。
これはなかなか感動の最終話でした。
三浦春馬が生きているのではないか、と錯覚してしまう感じでした。
松岡茉優もこのように言っています。
《ドラマは今日でおわりますが 2人の物語はこれからもきっと あり続けるのだと思います》として、《物語は途中で終わったわけではなく 未完のままというわけでもない ドラマとしてみんなで走りきれたと 私は思ってます》と感慨を込めた。そして、《みなさま 本当にありがとうございました》と感謝をつづった。
女性自身 WEBニュース
玲子と慶太の2人の物語は、きっと続いていくのですね。
三浦春馬も同じ考えでいると思います。
『女優向いていない』有村架純を立ち直らせた言葉とは?
あの有村架純も悩んだ時期があったようです。
「もともと有村さんは『私、女優に向いてない……』と何度も悩むことがあったそうです。特に25歳の誕生日は、映画『かぞくいろ—AILWAYS わたしたちの出発—』の現場で迎えました。この作品では、彼女は夫を突然亡くし、夫の連れ子の母親として生きる役を体当たりで演じました。心が折れそうになりながら、葛藤する役柄に影響されたのか、『こんな私は女優として本当に必要なのだろうか……』と悩むようになったといいます」
月刊誌『MORE』11月号
誰しも悩むことはあるのですね。
しかも松岡茉優と当時同じ25歳ですね。
その年齢は丁度悩む年頃なのでしょうか?
具体的にはこのように悩んでいたようです。
《自分のお芝居について、迷いや不安を感じていたときだった。(略)私は等身大の役を演じることが多くて。自分の幅が狭まってきているんじゃないかという不安があったんです》
《私は前に進んでいるんだろうか、次に進むためにはどうしたらいいんだろうと、ずっと考えていた》
《特に2019年はずっとそういうことを考え続けていて、すごくしんどかった。私は考え込んでしまうタイプで、昨年はちょっと真面目に悩みすぎたかも》
(『クランクイン!』3月8日付)
演技をする側も、こんな風に考えるのですね。
でも、その後このように吹っ切れたようです。
《でも、最近、ふっきれたんです。方向性や目標がしっかり定まった、そんな感じ。思いがけない状況が続く世の中ではあるけれど、人間関係やお仕事のことなど、いろいろなものがシンプルになった気がしています》
月刊誌『MORE』11月号
そのインタビューの前に丁度三浦春馬と出会ったようです。
2人は太平洋戦争末期を描いたNHKのドラマ『太陽の子』で共演。
「春馬さんは自分自身が『これいい』と思ったら必ず伝えてくれるんです。(手をつなぐ)シーンが終わった日もわざわざ連絡を下さって『刺激をもらった。学ばせてもらった』って、背中を押してくれる一言を必ず掛けられるような方でした——」
土曜スタジオパーク
悩んでいる時に、そうやって認めてもらえると自信になりますね。
ドラマ関係者が言います。
「演技に悩みがちだった彼女は、三浦さんの激励を受け、“自分らしく演じる楽しさ”に再度、気づかされたそうです。その矢先、三浦さんの突然の訃報が……。悲しみに暮れ、ほとんど眠れぬ日々が続いていたそうです。今回の2年ぶりの連ドラで、ふだんの自分とは異なる“明るい私”を演じることになり、“今は亡き三浦さんのためにも、前を向いて演技の道を続けよう”、そう強く決心したといいます」
「女性自身」2020年11月17日号
きっと、みんなが三浦春馬を思いながら前を向いて進んでいるのたと思います。
俳優業もそんな葛藤があるということで、少し親近感を覚えました。
『キンキーブーツ』の三浦春馬の特別未公開映像とは?
2020年10月26日未公開映像を含む特別映像が、
同ミュージカルの公式YouTubeチャンネルにて公開されました。
三浦春馬扮するローラは、ものすごくパワーと迫力の踊りで、
とてもイキイキとしていました。
三浦春馬でないと、ここまでの踊りと歌のミュージカルはできなかったと思います。
YouTubeチャンネルの動画の冒頭では、
「春馬はいつまでも『キンキーブーツ』ファミリーの大切なー員です。
彼のご家族そして彼が愛した方々へ心よりお悔やみ申し上げます。
春馬は皆さんの心の中で生き続けるでしょう」と字幕がついています。
三浦春馬が皆にとても愛されたということが伝わってきますね。
『キンキーブーツ』の特別映像はこちら。
https://www.oricon.co.jp/news/2175381/full/
まとめ
あの女優松岡茉優と有村架純も演技に悩んでいたということに少し驚きました。
でもよくよく考えてみたら、みな同じ人間ですもんね。
三浦春馬は、その二人の女優生命を支えてくれたのですね。
とても強く優しく…。
ミュージカルの三浦春馬扮するローラを見ると、
最初は女装でビックリしましたが、
その堂々ぶりにとても感動しました。
三浦春馬はこの世にもういませんが、
様々な映像の中で彼は生き続けていくと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。